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ドル・円、106円を挟んで一進一退-株高進行で両通貨に売り圧力

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円を挟んで一進一退。新型コロナウイルスのワクチンや治療薬への期待から株高が進行する中、ドルと円は他の主要通貨に対して弱含み、方向感の定まらない展開となった。

ハイライト
  • ドル・円は午後4時4分現在、前日比0.2%高の106円14銭。この日のレンジは105円87銭から106円15銭
  • 円は主要16通貨全てに対して下落、ドルも14通貨に対して値を下げた
  • ユーロ・ドルは0.2%高の1ユーロ=1.1807ドル。ユーロ・円は0.3%高の1ユーロ=125円29銭

ドル・円は一進一退の展開

市場関係者の見方

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト

  • ドルと円は株高でどちらも売られやすく、お互いの弱さを打ち消し合っている。米ジャクソンホールでのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言をみんなが待っていることも大きくは動きにくい要因となり、106円挟みで一進一退
  • 新型コロナウイルスのワクチンや治療薬に関しては良い話も散見され、株価の上昇基調とリスクオンに貢献している。ただ、米中関係や米大統領選がらみのネガティブな材料には注意したい

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • リスクオンはドル売り・円売りだが、米金融緩和を背景としたドル安トレンドの中、短期的なドル反発の利食いが対ユーロで強めに出ており、ドル・円にも影響している。五・十日の実需はドル売りがやや優勢
  • 米金利の上昇はドル買い要因だが、ジャクソンホールを控えて動きづらい。チャート的にも105円台後半は固く、106円台前半は上値が重い
  • 米中の貿易協議で進展があったのはリスク性資産にとって良いニュースだ

背景

  • 日経平均株価は前日比311円高で取引を終了
  • 米10年物国債利回りは24日に0.65%台に上昇、25日の時間外取引では0.66%台で推移
  • 米中が第1段階貿易合意巡り協議-「双方が進展確認」とUSTR
  • 新型コロナ】米感染者増加率鈍化、モデルナがEUにワクチン提供へ
    • 米フロリダ州では、新型コロナの新規感染者が6月半ば以来最少に
    • 香港は社会的距離の新ルール発表へ
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