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キリンHD、豪州子会社の株式譲渡契約解除、承認得られない見通し

更新日時
  • 中国の蒙牛乳業の子会社に譲渡することで蒙牛側と合意していた
  • 今後のライオン飲料事業の在り方については改めて検討

キリンホールディングス(HD)は25日、オーストラリア子会社の株式譲渡契約を解除したと発表した。豪州の外国投資審査委員会(FIRB)の承認が得られない見通しとなったためとしている。

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キリンの工場に掲げられたロゴ (2019年6月、横浜市)

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  キリンHDの発表資料によると、同社と同社グループのライオンがライオンの飲料部門の全株式を中国の蒙牛乳業の子会社に譲渡することで蒙牛側と合意し、株式譲渡契約を結んでいた。豪州の競争・消費者委員会からは同譲渡を否認しない旨の確認が取れていたが、FIRBの承認が得られない見通しとなったという。

  契約解除日は25日。今後のライオン飲料事業の在り方については改めて検討し、公表すべき事実が発生した場合、速やかに公表するとしている。

  キリンHDは昨年11月、オセアニア総合飲料事業を担うライオンの飲料事業の全株式を約6億豪ドル、当時のレートで約456億円で中国の蒙牛乳業に売却することで合意したと発表していた。

  キリンHDは電子メールで、「今回は残念な結果となったが、ライオン飲料事業の再生・再編は最重要課題であり、継続してライオン社とともに最善のシナリオを検討していく」とコメントした。

(キリンHDのコメントを追加するなどして更新します)
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