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超長期債が上昇、20年債入札の結果順調で買い優勢-中長期は上値重い

更新日時

債券市場では超長期債が上昇。この日に実施された20年債入札の結果が順調となったことを好感して、超長期ゾーンは買いが優勢となった。一方、増発による中期債の需給悪化懸念は根強いとの指摘もあり、中長期ゾーンの上値は抑えられた。

  • 新発20年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.405%、一時0.395%と11日以来の低水準
  • 新発30年債利回りは一時0.58%、新発40年債利回りは0.61%と、それぞれ12日以来の水準まで低下
  • 新発10年債利回りは0.025%、新発5年債利回りはマイナス0.09%と、ともに0.5bpの上昇
  • 長期国債先物9月物の終値は9銭安の151円88銭。一時は151円85銭まで下落
超長期債の利回り推移

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 20年債入札の結果は順調。基本的に利回りの高い超長期債には投資家の需要が続いている
  • ただ、20年債利回りが0.3%台に入ってくると、再来週にも同年限の入札を控えているため、上値を慌てて買う動きはない
  • 中期ゾーンの需給悪化で利回り曲線がどんどんフラット(平たん)化する状況でもなく、10年や20年の金利低下余地も限られる

20年債入札

  • 最低落札価格は99円90銭、市場予想は99円80銭
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.92倍、前回3.80倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は4銭、前回5銭
  • 備考:過去の20年債入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.090%0.025%0.405%0.590%0.610%
前日比+0.5bp+0.5bp-0.5bp-1.0bp-1.5bp
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