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ドル105円台後半、米金融政策見極めムード-安倍首相の健康問題重し

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円台後半で小動き。市場の注目度が高いジャクソンホール会議を週後半に控え、様子見ムードが支配的だったものの、安倍晋三首相が先週に続き慶応大病院で検診を受けたことが伝わり、ドル・円の上値を重くした。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時11分現在、前週末比ほぼ変わらずの105円83銭。ここまでの取引では105円94銭を高値に一時105円69銭まで下落
  • ユーロ・ドルは0.1%高の1ユーロ=1.1803ドル。ユーロ・円は0.1%高の1ユーロ=124円90銭

市場関係者の見方

上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏:

  • 相場はジャクソンホール待ちという中で方向感がない。ドル・円は105円の固さを確認したことで、相当な悪材料がないと105円割れは難しいという雰囲気。一方で、106円台を買う材料もなく重い
  • パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演は経済対策の軸足が財政政策に移っている中で、サプライズは期待しづらい。とはいえ、金融政策が題目がある以上、材料難の中で内容を見なければということになってしまう
  • 安倍首相の健康問題は、政治的不透明感が高まると株がネガティブに反応するとみられ、それに合わせて円買いになるリスク
先週からのドル・円の推移

背景

  • 安倍晋三首相が24日、東京・信濃町の慶応大病院を2週連続で訪問した。17日にも同病院で日帰り検診を受けており、首相は再検査を行ったと説明
  • FRBのパウエル議長は27日、カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)で金融政策の枠組み見直しについて講演
  • 日経平均株価は前週末比65円高で取引を終えた
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