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中国創業板で新規上場銘柄が一時2932%急騰、値幅制限ルール緩和

更新日時
  • 24日に18社が上場、IPO登録制導入後で初めて
  • 新規上場後5営業日まで値幅制限なし、既存銘柄の値幅制限は20%に

中国・深圳証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」で24日、医療機器メーカーの康泰医学が上場初日に一時2932%急騰した。上場当初の値幅制限をなくすルール緩和措置が実施され、多数の新規銘柄の取引が始まった。

  いわゆる新規株式公開(IPO)登録制の下で18社がこの日新規上場した。IPO価格からの平均上昇率は212%。康泰医学の終値は1061%高。自動車用ケーブルメーカーの卡倍億は743%高で終了した。

  新規上場銘柄は最初の5営業日までは値幅制限の対象とならない。新ルールでは既存銘柄の値幅制限は従来の2倍の20%に広げられる。創業板指数は2%高で引けた。

Medical equipment maker Contec surged more than 2,900% on Monday

  中国当局は円滑なルール変更実施を目指したい考え。ただ、創業板指数は年初来で50%近く上昇しているだけに、割高感のある既存銘柄から新規上場銘柄への投資資金が吸い上げられる可能性もある。創業板指数の予想株価収益率(PER)は38倍近くと、CSI300指数の14倍を上回る。

  征和瑞森(北京)資本管理の姜良慶ファンドマネジャーは「新ルールの導入後、創業板市場のボラティリティーが上昇するのは間違いない。新規上場ラッシュが続けば、既に高いバリュエーションで取引されている既存銘柄に下押し圧力がかかろう」と予想した。

原題:Debutant Soars 2,932% on China’s Already Sizzling Tech Board (2) (抜粋)

(1-4段落目の株価やPERなどを更新します)
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