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インフレショックなら大きな打撃か-インドとロシア、メキシコの債券

  • 対照的なのは南アフリカ共和国とインドネシアの債券
  • 新興国10カ国を対象にブルームバーグが調査した

最近の米インフレ率上昇が世界市場の前兆なら、特にインドとロシア、メキシコの債券投資にとって悪いニュースとなる可能性がある。

  新興国10カ国を対象としたブルームバーグの調査によると、これら3カ国の債券は消費者物価の上昇に対して最も脆弱(ぜいじゃく)であるように見える。3カ国のインフレ調整後の実質債券利回りは、過去3年間の平均との比較において、10カ国で最も低い水準にある。

Vulnerability Scale

India, Russia bonds look most vulnerable to surge in global inflation

Source: Bloomberg

  現時点では初期段階のインフレ兆候が、世界的な物価ショックの前触れとなった場合、インドとロシア、メキシコの債券は対応余地が最も小さい。対照的なのは、南アフリカ共和国とインドネシアの債券だ。新型コロナウイルスに対応するための中央銀行の刺激策によってインフレ率が上昇したとしても、最も乗り切りやすい位置につけている。

10年債利回り

最新の消費者物価

指数上昇率

実質10年債利回りZスコア
インド6.256.93-0.68-1.92
ロシア6.183.402.78-1.00
メキシコ5.893.622.27-0.70
ブラジル7.692.315.38-0.31
中国3.122.700.42-0.30
マレーシア2.65-1.303.950.67
タイ1.40-0.982.380.75
トルコ13.8311.762.070.76
インドネシア6.981.545.441.13
南アフリカ共和国9.492.207.292.48

原題:Inflation Shock Will Hit Bonds Hardest in India, Russia, Mexico(抜粋)

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