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ブラジル、一括法案に方針転換か-緊縮政策と社会プログラム、減税で

  • 財政に対する信認維持を目的とした新たな行動計画の一環
  • 一括法案とすることで緊縮財政メカニズムに対する票も確保

ブラジルは財政に対する信認維持を目的とした新たな行動計画の一環として、緊縮政策と新たな社会プログラム、給与減税を一括法案に盛り込む方針だ。

  同法案の報告者であるマルシオ・ビタル上院議員はインタビューで、一括法案とすることで緊縮財政メカニズムに対する票を確保し、公的支出上限を守ると指摘。ゲジス経済相が支援する同法案の年内承認を目指していると述べた。

  ビタル議員は「これらの政策が一体で行われない場合、他を削らずに新たな経費が生じる恐れがある。それは政府の経済アジェンダを裏切ることになる」と述べた。

Virus Spending

Brazil seen posting record budget gap before interest payments in 2020

Source: Brazil's National Treasury

*2020 Estimate

  新型コロナウイルス感染拡大の中、ボルソナロ政権は緊縮を巡る従来の公約から距離を置き、公共支出の拡大維持を迫られている。上院は先週、一部公務員の賃金凍結を巡りボルソナロ大統領が行使した拒否権を覆した。大統領自身も支出拡大に傾いていることを示唆し、ブラジルの財政規律の柱である公的支出上限が脅かされるとの見方が出ていた。

原題:Brazil Shifts Strategy to Ensure Austerity Amid Social Spending(抜粋)

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