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一時レイオフの米労働者、4分の1近くは恒久的失業も-ゴールドマン

  • 再雇用見通しが7月に入ってから悪化-ゴールドマンのブリッグス氏
  • 米国では920万人余りがなお一時的レイオフの状態

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一時的にレイオフされた従業員の職場復帰は、向こう数カ月間で米労働市場の回復を引き続き後押しする見込みだ。しかしゴールドマン・サックス・グループのエコノミストは、レイオフの4分の1近くが恒久的なものになると予想している。

  新型コロナウイルス感染拡大の初期の数カ月間に2200万人余りが職を離れたが、その大半は一時的なレイオフとされている。4月時点では過去最大の1800万人余りが一時的な失業者と分類されていた。

  各州で経済活動が再開し、多くの労働者が職場復帰を果たしたことが、5月から7月までの労働市場の回復につながった。920万人余りがなお一時的レイオフの状態にあるため、「労働市場では今年後半、雇用者数のさらなる大幅増加が見込まれる」とゴールドマンのエコノミスト、ジョセフ・ブリッグス氏は21日の調査リポートで指摘した。

  ただ、ブリッグス氏は、一時レイオフの従業員の再雇用の見通しが7月に入ってから悪化し始めていると指摘。ゴールドマンはこれら従業員の4分の1近くが恒久的な解雇となる可能性があると予想。約200万人が2021年に入ってからも失業したままとなり得るとした。

  一時レイオフから恒久的な解雇に移行した割合は、過去の水準と比べて低水準にとどまっているが、7月には前月の2倍近くに増加。ゴールドマンは財政支援や「給与保証プログラム(PPP)」による支援が底を突くことでさらに増えると予想している。

原題:
Goldman Says Nearly Fourth of Temporary Layoffs to Be Permanent(抜粋)

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