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EU、米産ロブスターの関税撤廃に合意-米も一部欧州製品の関税削減

  • ロブスターの名産地、米メーン州の漁業関係者らに朗報
  • トランプ大統領と同州のコリンズ上院議員には政治的な支援材料に

欧州連合(EU)は21日、米国産ロブスターに課している関税の撤廃に合意した。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と欧州委員会のホーガン委員(通商担当)が共同声明を発表した。

  関税撤廃は、ロブスターの名産地である米メーン州の約1万人の漁業関係者らにとって朗報となる。同州のロブスター関連産業は年間5億ドル(約530億円)規模。またトランプ大統領と、11月選挙の世論調査で後れを取る同州のコリンズ共和党上院議員には政治的な支援材料だ。

  一方、米国も見返りとしてライターや調理済み食品などの関税を50%削減する。

  ライトハイザー代表とホーガン委員は共同声明で、「われわれは今回の関税削減パッケージを、より自由で公正な米欧相互の貿易を創出する新たな合意につながるプロセスの出発点とするつもりだ」との見解を示した。

  欧州委員会によると、今回の合意の全体的な価値は約2億ドル。

Trade Representative Lighthizer Testifies To Senate Finance Committee On Trade Agenda

ライトハイザーUSTR代表

撮影:Andrew Harnik / AP Photo / Bloomberg

原題:
EU Gives Trump Trade Gift to U.S. Lobster Industry, GOP Senator(抜粋)

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