米中古住宅販売:7月は前月比24.7%増、過去最大の伸び
Maeve Sheehey
更新日時
全米不動産業者協会(NAR)が発表した7月の中古住宅販売件数は、前月比での伸びが過去最大となった。低水準の住宅ローン金利を背景に住宅市場の活況が続いており、景気回復の原動力の一つとなっている。
キーポイント |
---|
|

エコノミストの見解:
アマースト・ピアポント・セキュリティーズのスティーブン・スタンリー氏:
- 「住宅需要が急増しているのは間違いない」
- 「米経済には懸念すべき分野が数多くあるが、住宅がその一部でないことは最も確実だ」
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏:
- 「住宅市場は回復期を過ぎ、今や活況期にある」
- 「過去最低水準にある住宅ローン金利が、より多くの買い手を市場に引き寄せている」
- 「リモートワークへの大きなシフトを受けて既存の住宅所有者がより広い住宅を探しており、これが2021年に入っても2次的な需要を生むだろう」
詳細
- 中古住宅の在庫は前年同月比21.1%減の150万戸
- 前年比での減少は14カ月連続
- 7月としては過去最少
- 販売に対する在庫比率は3.1カ月
- 統計表
原題:U.S. Existing-Home Sales Surged in July by Most on Record (2)(抜粋)
(統計の詳細やコメントを追加し、更新します)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE