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サウジアラムコ、1兆円規模の中国合弁プロジェクト凍結-関係者

  • 遼寧省に精製・石油化学複合施設を建設する投資の停止を決定
  • プロジェクトはムハンマド皇太子が昨年訪中した際に調印

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは、中国に100億ドル(約1兆600億円)を投じて石油精製・石油化学複合施設を建設する合弁プロジェクトを凍結した。事情に詳しい関係者が明らかにした。同社は原油安に対処するため支出削減を進めている。

  匿名を条件に語った関係者によると、サウジアラムコは中国のパートナー企業との協議を経て、遼寧省に施設を建設するための投資を停止すると決定した。不透明な市場見通しが理由にあるという。このプロジェクトはムハンマド・ビン・サルマン皇太子が昨年2月に北京を訪問した際に調印され、サウジと中国の間で結ばれた画期的な合意だと当時見られていた。

  サウジアラムコはコメントの要請に今のところ応じていない。同社のパートナー企業の1社である中国北方工業(ノリンコ)に電子メールでコメントを求めたが、返答はない。別のパートナー企業である盤錦にも電話と電子メールで連絡を試みたが、返答はなかった。

原題:
Saudi Aramco Suspends $10 Billion China Oil Refinery Venture(抜粋)

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