コンテンツにスキップする

日本株は小反発、米中摩擦緩和期待、ワクチン追い風-精密・内需高い

更新日時
  • 中国、貿易合意に関する協議「近く」実施、米ナスダック100最高値
  • 米NY原油この1週間で最大の下げ、米10年債利回り0.65%に低下

21日の東京株式相場は小幅に反発。米中通商摩擦の緩和期待や米国テクノロジー株高を受けて、精密機器や自動車など輸出関連のほか、サービスや不動産などの内需関連が高かった。

  • TOPIXの終値は前日比4.86ポイント(0.3%)高の1604.06
  • 日経平均株価は39円68銭(0.2%)高の2万2920円30銭

<きょうのポイント>

  • 中国、貿易合意に関する米国との協議を「近く」実施へ
    • 中国、「基本的に」貿易合意の計画通りに行動-クドロー氏
  • 米国株は反発、ナスダック100指数が最高値-アップルやテスラ
  • ファイザーとビオンテックのコロナワクチン、10月申請に向けて順調
  • 米10年債利回り0.65%、3ベーシスポイント(1bp=0.01%)低下
  • 米ニューヨーク原油先物はこの1週間で最大の値下がり-経済統計が労働市場の回復停滞を示唆

  丸三証券の服部誠専務は「ハイテク株主導による米国株高の流れで日本株も上昇したが、一巡した決算も上値を追える内容ではなく、7月に高値を付けた半導体に代わるものがテクノロジー株で出てこず焦点が定まらない」と指摘。今後は「セーフティーネットではなく、インフラなどの景気を浮揚させるような政策期待が高まる」と話した。また、来週、「ジャクソンホール会議」を控えていることは様子見の要因にはなっているという。

  米国株高の流れを受けて日本株は小幅反発で始まった直後に、米ファイザーがコロナワクチンを10月審査申請する方向と伝わると、日経平均は一時254円高まで上昇した。だが、午後の取引では週末を控えて伸び悩みとなった。

  T&Dアセットマネジメントの浪岡宏ストラテジストは「ワクチンに反応して上昇したが、昨日の米国経済指標が思いのほか悪かった。為替は日本株にとって重しとなる円高傾向で、投資家は冷静に判断し上げ幅を縮めている」と指摘した。

  • 東証33業種ではその他製品、空運、鉄鋼、ゴム製品、精密機器、不動産などが上昇
  • 石油・石炭、海運、銀行は下落
TOPIXの推移
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE