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債券は下落、日銀オペ結果受け超長期債の需給懸念強まる

更新日時

債券相場は下落。日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果を受けて、超長期ゾーンの需給懸念が再び強まり、売りが優勢となった。

  • 新発30年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.615%
  • 新発40年債利回りは1.5bp高い0.645%と、7月16日以来の水準に上昇
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.03%
  • 長期国債先物9月物の終値は7銭安の151円85銭。朝方に152円01銭まで上昇した後は徐々に水準を切り下げ、一時151円83銭まで下落
新発30年債と新発10年債の利回り格差推移

市場関係者の見方

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 日銀オペでは残存25年超がかなり高い応札倍率となり、超長期債売りのトリガーになった
  • スケジュール的に9月にかけて超長期債の入札ラッシュが続くこともあり、あらためて需給への懸念が強まった格好
  • 外部環境的にも日本株の上昇などリスクセンチメントは決して悪くない状況で、債券が大きく買われる地合いではない

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、5年超10年以下、25年超。買い入れ通知額は各ゾーンとも前回から据え置き
  • 応札倍率は25年超が4.99倍と2月10日以来の高水準と、売り圧力の強まりが示された。他の2ゾーンも前回から上昇
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.085%0.030%0.425%0.615%0.645%
前日比+0.5bp+0.5bp横ばい+1.0bp+1.5bp
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