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8月20日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:株反発、ナスダック100が最高値-テスラなど高い

  20日の米株式相場は反発。テクノロジー大手が上昇し、ナスダック100指数は最高値を更新した。朝方の米国株は、先週の米新規失業保険申請件数が予想外に増加したことから、軟調に推移していた。米国債は上昇。

  • 米国株は反発-アップルやテスラ、インテルが高い
  • 米国債は上昇、10年債利回り0.65%に低下
  • ドル指数が反落、原油安で資源国通貨も軟調
  • NY原油は反落、経済統計が労働市場の回復停滞を示唆
  • NY金現物は反発、景気不安と米中緊張で-先物は続落

  薄商いとなったこの日はアップルやテスラといった大型ハイテク銘柄が大幅上昇し、エネルギー銘柄や銀行株の下落分を十分に埋め合わせた。

テスラ株が上昇、一時2000ドル突破-時価総額はウォルマート超え

  インテルは自社株買いを加速させるとの発表が好感されて値上がり。ズーム・ビデオ・コミュニケーションズはアナリストの目標株価引き上げを材料に急伸。ウーバー・テクノロジーズとリフトは運転手の地位変更の実施遅延を裁判所が認めたことから上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%高の3385.51。ダウ工業株30種平均は46.85ドル(0.2%)高の27739.73ドル。ナスダック総合指数は1.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.65%。

  オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は、「パンデミック(世界的大流行)時の選好先として、ハイテク株はますます投資家に愛されている」と指摘。「この市場では誰もショートにしたがらないため、今日はハイテク株に資金を戻す動きが見られた」と説明した。

  外国為替市場ではドルが反落。原油相場の下落で資源国通貨は軟調となり、ニュージーランド・ドルやノルウェー・クローネも下げた。ユーロが早い時間の下げを埋めて上昇に転じる中、ドルは下げ幅を拡大した。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円では0.3%安の1ドル=105円80銭。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1860ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。この1週間で最大の値下がり。米労働市場の回復に時間がかかることが統計で示され、エネルギー需要の回復も遅れるとの懸念が広がった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は、前日比35セント(0.8%)下げて1バレル=42.58ドルで終了。9月限はこの日が最終取引。中心限月となった10月限は、29セント安い42.82ドル。ロンドンICEの北海ブレント10月限は、47セント下落し44.90ドル。

  ニューヨーク金スポット価格は反発。景気回復の道筋に対する不安が広がったほか、貿易を巡る米中の緊張で金への逃避が活発になった。

  ニューヨーク時間午後2時現在、金スポット価格は前日比0.6%高い1オンス=1940.45ドル。一方で先物相場は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比で1.2%安い1オンス=1946.50ドルで終了した。

原題:Stocks Rise as Big Tech Sends Nasdaq 100 to Record: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Resumes Decline as Euro Gains; Kiwi Retreats: Inside G-10(抜粋)

Oil in Retreat With U.S. Economic Data Flagging Spotty Rebound(抜粋)

PRECIOUS: Gold Rises With Growth Fears Bolstering Haven Demand(抜粋)

◎欧州市況:株下落、10日ぶり安値-ドイツ10年債は5日連続上昇

  20日の欧州株は総じて下落。前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨とこの日の米週間失業保険統計を手掛かりに、米景気回復に対する懸念が高まった。

  ストックス欧州600指数は1.1%下げて10日ぶり安値となった。業種別19指数は1指数を除き下落。鉱業や自動車、銀行といったシクリカル銘柄が特に売られた。

  先週の米新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、FOMCの議事要旨によれば、当局者は7月の会合で、新型コロナウイルス危機が短期的に経済活動に重くのしかかるとの見方を示した。緊迫感を増す米中関係や米追加景気対策を巡る行き詰まりも欧州株にとって弱材料となった。

  欧州債はドイツ債利回り曲線がブルフラット化。10年債利回りは一時、欧州中央銀行(ECB)の預金金利を8月11日以来初めて下回った。

  ドイツ10年債利回りは5営業日連続で下げ、3月半ば以降で最長の連続低下となった。長期債がアウトパフォームした。

  イタリア債は変わらず。10年債利回りは一時2月以来の低水準に下げた場面もあった。ドイツ債とのイールドスプレッドは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して141bp。英国債は小幅な上げを削った。

  ドイツ10年債利回りは2bp下げてマイナス0.5%。フランス10年債利回りは2bp下げてマイナス0.20%。イタリア10年債利回りは0.92%で変わらずだった。

原題:European Stocks Drop to 10-Day Low on U.S. Economic Worries(抜粋)

Bunds Rise for Fifth Day as Stocks Slide; End-of-Day Curves(抜粋)

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