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英・EUの通商交渉、合意さらに遠のく-協議再開も進展なし

  • 英国、打開図りFTA草案を提示したが奏功せず
  • 交渉ラウンドは21日終了、英・EUとも大きな隔たり強調する見通し

英国と欧州連合(EU)の通商協議では、すでに3月の時点で最大のハードルとして認識されている主要な争点でほとんど進展がなく、双方の交渉担当者は物別れに終わるリスクを意識している。

  英国のEUは離脱後の将来に関する交渉を今週再開した。協議が非公開であることから匿名を条件に語った関係者によると、英国側は交渉再開に当たって、同国が考えるEUとの共通基盤に基づいて作成した自由貿易協定(FTA)草案を提出し、事態の打開を図ったが、今のところは功を奏していない。

  今回の交渉ラウンドが終了する21日、両者の話し合いに前向きなトーンが加わる公算は小さい。バルニエEU首席交渉官と英国側の交渉責任者を務めるデービッド・フロスト氏はそれぞれ、時間切れが迫る中で大きな隔たりが依然残っていることを強調する見通しだと、関係者は述べた。依然として漁業権や公平な競争条件の確保などが主要な問題だという。

原題:
Pessimism Returns to Brexit Talks as Hopes for Deal Slip Away(抜粋)

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