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【欧州市況】株下落、10日ぶり安値-ドイツ10年債は5日連続上昇

20日の欧州株は総じて下落。前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨とこの日の米週間失業保険統計を手掛かりに、米景気回復に対する懸念が高まった。

  ストックス欧州600指数は1.1%下げて10日ぶり安値となった。業種別19指数は1指数を除き下落。鉱業や自動車、銀行といったシクリカル銘柄が特に売られた。

  先週の米新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、FOMCの議事要旨によれば、当局者は7月の会合で、新型コロナウイルス危機が短期的に経済活動に重くのしかかるとの見方を示した。緊迫感を増す米中関係や米追加景気対策を巡る行き詰まりも欧州株にとって弱材料となった。

The share of Stoxx 600 members hitting 52-week highs is below average

  欧州債はドイツ債利回り曲線がブルフラット化。10年債利回りは一時、欧州中央銀行(ECB)の預金金利を8月11日以来初めて下回った。

  ドイツ10年債利回りは5営業日連続で下げ、3月半ば以降で最長の連続低下となった。長期債がアウトパフォームした。

  イタリア債は変わらず。10年債利回りは一時2月以来の低水準に下げた場面もあった。ドイツ債とのイールドスプレッドは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して141bp。英国債は小幅な上げを削った。

  ドイツ10年債利回りは2bp下げてマイナス0.5%。フランス10年債利回りは2bp下げてマイナス0.20%。イタリア10年債利回りは0.92%で変わらずだった。

原題:European Stocks Drop to 10-Day Low on U.S. Economic Worries(抜粋)

Bunds Rise for Fifth Day as Stocks Slide; End-of-Day Curves(抜粋)

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