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ロシア野党指導者が意識不明、毒盛られた恐れ-野党はプーチン氏非難

  • トムスク訪問後、モスクワに戻る機内で気分が悪くなった
  • 責任は完全にプーチン大統領にある-ナワリヌイ氏の広報担当者

ロシアの野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(44)がシベリア訪問中に毒物を盛られた疑いがあり、野党側はプーチン大統領に責任があると非難している。

  ナワリヌイ氏の広報担当者キラ・ヤルミシュ氏は「プーチン氏の仕業だ」とツイッターに投稿。「命令を下していようが、そうでなかろうが、責任は完全にプーチン氏にある」と述べた。

  ナワリヌイ氏は西シベリアのトムスクを訪問後、飛行機でモスクワに戻る途中に機内で気分が悪くなった。機体はオムスクに緊急着陸し、同氏は意識不明の重体に陥った。ロシア政府は検査結果を待っていると説明した。

  ナワリヌイ氏はプーチン政権幹部の汚職を動画で暴き、多くの視聴者を集めてきたため、敵が多い。側近は同氏が活動家に会うため訪問した際に飲んだ紅茶の中に何かが混入していたとみており、ヤルミシュ氏は「ナワリヌイ氏が朝から口にしたのはそれしかない」と話した。

  ペスコフ大統領報道官は20日、記者団との電話会見で、プーチン大統領もナワリヌイ氏の容態について報告を受けていると話し、「当然のことながら、国民と同様にわれわれも速やかな回復を願っている」と述べた。

Large-scale Russian Opposition Demonstration

今年2月のナワリヌイ氏

  

  ナワリヌイ氏が入院しているオムスクの病院の医師は記者団に対し、毒物も可能性のある原因として現在調査していると語った。一方、国営タス通信が匿名の治安機関関係者を引用して報じたところによると、当局は現時点でナワリヌイ氏に意図的に毒物が使われた疑いについて調べてはいない。

原題:Russia Opposition Blames Putin for Navalny’s Suspected Poisoning(抜粋)

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