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カンタス航空、20年6月通期は6年ぶり赤字-来年についても悲観視

  • 純損益は19億6000万豪ドルの赤字、前年は8億4000万豪ドルの黒字
  • 海外旅行は21年半ばまで回復しないとジョイスCEOが予想

オーストラリアのカンタス航空のアラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は20日、新型コロナウイルス感染再拡大で国境閉鎖が続く状況にあって、海外旅行は2021年半ばまで回復しないとの見通しを示した。

  同社がこの日発表した20年6月通期(19年7月-20年6月)決算は14年以来の赤字となった。ジョイス氏は決算発表後の電話会議で記者団に対し、来年も「悪い年になる」と予想。「回復には時間がかかり、安定しないだろう」と述べた。

  ジョイス氏によると、カンタスの国際便の大半が21年6月まで運航を停止し、次の1年間の運航便数もコロナ危機前の半分程度にとどまる見通しだという。

Interview With Qantas CEO ALan Joyce As Airline Axes Flights Across Asia as Virus Scares Off Flyers

アラン・ジョイスCEO

撮影:ブレント・ルーウィン/ブルームバーグ

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  通期の純損益は19億6000万豪ドル(約1490億円)の赤字。前年は8億4000万豪ドルの黒字だった。利用者の減少に加え、人員削減コストや保有するエアバスA380の評価損が響いた。税引き前の基調的利益は91%減の1億2400万豪ドル。

原題:
Global Travel on Ice Until Mid-2021, Qantas Chief Joyce Says(抜粋)

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