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インド中銀、外貨準備積み増し-格下げ懸念が背景かとANZ

インド準備銀行(中央銀行)はこのところ他のアジア諸国を上回るドル買いを行っているとして、ソブリン格付け引き下げを懸念している可能性があるとオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)が指摘した。

  ANZのアジア調査責任者クーン・ゴー氏(シンガポール在勤)の推計によると、インド中銀は7月までの4カ月間に300億ドル(約3兆1800億円)規模の外貨購入を行い、既に世界5位の外貨準備を積み増した。

  「インド通貨ルピーに対する強い上昇圧力がかかってはいないにもかかわらず、継続して介入を行うことはインド準備銀行の為替政策の変化を表している。インドの財政状態が悪化する中で、ソブリン格付けの一段の引き下げに対するバッファーの増強を図りたい狙い」を反映している可能性があるとゴー氏はリポートで指摘した。

RBI adding to reserves is weakening rupee

  ただ、こうした継続的な介入により、米財務省は半期に一度の為替報告書でインドを監視対象国に近く戻す可能性があるとANZはみている。

  また、インド中銀には製造業の拠点としての同国の魅力を高めたいとの思惑もあるのかもしれないとANZは指摘した。

原題:Biggest Forex Buyer in Emerging Asia Builds on Its Record Buffer(抜粋)

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