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トランプ大統領、コロナ血漿療法の使用許可遅れも-「政治的」理由で

  • 自分に打撃与える狙いで使用許可は大統領選後になる可能性と大統領
  • FDAは血漿療法の緊急使用許可の判断を保留とNYT

トランプ米大統領は19日、血漿(けっしょう)を利用した新型コロナウイルス患者治療について、自分に政治的打撃を与える狙いで米保健当局者が緊急使用許可(EUA)を11月の大統領選後まで先延ばしする可能性があると、根拠を示さずに主張した。

  トランプ大統領はホワイトハウスでの記者会見で血漿療法について、「私はこれに関して素晴らしいことを聞いている。私が言えるのはそれだけだ」と発言。投票日の「11月3日よりも後にしたいと考えて急ごうとしない多くの人がいるため、これは政治的判断になり得る」と述べた。

  新型コロナ感染症(COVID19)から回復した人の血漿を利用する治療法は一部の医師から支持されてきた。安全とみられているものの、治験ではまだ回復を促す効果は証明されていない。

  米ニューヨーク・タイムズ(NYT)は19日、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長と米国立衛生研究所(NIH)のフランシス・コリンズ所長が効果に関するデータが不十分だと指摘したことを受け、米食品医薬品局(FDA)は同療法のEUAに関する判断を保留にしたと報じた。匿名の当局者を引用している。

原題:
Trump Says FDA May Be Delaying Plasma Approval Over Politics(抜粋)

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