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Photographer: Toru Hanai/Bloomberg
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対中輸出が7カ月ぶり増、車や半導体関連好調-米中対立反映との声も

  • 半導体等製造装置23.6%増、自動車19%増、非鉄金属72.4%増
  • 米中対立激化で中国の半導体国産化計画に拍車の可能性-みずほ総研
A flame rises from a chimney at a JFE Steel Corp. plant at dusk in Chiba, Japan, on Saturday, Aug. 15, 2020. Japan’s economy shrank last quarter by the most in data going back to 1955 as shoppers stayed home and factory production lines were idled amid a virus-triggered state of emergency and lockdowns in the country’s major export markets.
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

日本の中国向け輸出が7月に7カ月ぶりのプラスに転じた。新型コロナウイルスの感染拡大が収束した中国国内での需要回復を受けて自動車関連の好調が継続。半導体関連の急増も輸出全体のけん引役となり、米中対立の激化を反映した動きとの見方が出ている。

  財務省が19日発表した7月の貿易統計で、中国向け輸出は前年同月比8.2%増の1兆3290億円と、7月としては過去2番目の高水準となった。自動車が19%増、自動車製造などに用いられる非鉄金属は72.4%増で寄与度トップ。また、半導体等製造装置が23.6%増でこれに次ぐ寄与度となり、半導体等電子部品も18.3%増と大幅な伸びを示した。

  みずほ総合研究所の川畑大地エコノミストは、感染が収束していた7月は一過性の伸びを示している品目もあり、半導体製造装置については「装置を工場に据え付けるための技術者の派遣も可能となり、押し上げに寄与した」とみる。さらに、「米中対立が激化の兆しを見せていることによって、中国がこれまで進めてきた半導体の国産化計画に、拍車が掛かっている可能性がある」と述べた。

中国向け輸出 7カ月ぶりプラス転換
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