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ソニー株が3日続落、米報告書でサード・ポイントの大量売却が判明

ソニー株が3営業日続落した。物言う株主(アクティビスト)として知られるダニエル・ローブ氏が率いるヘッジファンド運営会社、サード・ポイントが保有株を大量に売却していたことが明らかになった。

  19日の日本株市場で株価は一時前日比2.2%安の8579円まで下げ、下落率は5日(2.3%)以来、2週間ぶりの大きさ。

  米証券取引委員会(SEC)に18日までに提出された四半期ごとの株式保有報告書「フォーム13F」によると、サード・ポイントは3月末時点で67万5000株を保有していたが、6月末時点では記載がなくなっていた。SECのルールでは少数保有株の記載は省略できるものの、ソニー株を全て売却した可能性もある。

Loeb

ローブ氏

  サード・ポイントは昨年6月、15億ドル(約1630億円)相当のソニー株保有を公表し、半導体部門の分離や映画などエンターテインメント事業への集中を求めた。ソニーフィナンシャルホールディングスなどの持ち分売却を検討し、資本構成を改善すべきとも主張した。

  ソニーは要求を拒否し、ソニーFHについては今年5月に約4000億円を投じて完全子会社化した。サード・ポイントは2013年にもソニー株を取得し、エンターテインメント事業の分離上場を求めたが、14年に売却した経緯がある。

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