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トルコが東地中海に掘削船を派遣、ギリシャなどと対立激化の恐れ

トルコは18日、キプロス島南西岸沖の海域に掘削船を派遣した。東地中海では海底資源探査を巡り欧州連合(EU)加盟国のギリシャなどとの間で緊張が高まっており、領有権争いが激化する恐れがある。

  トルコとギリシャは同海域の資源開発を巡りドイツの仲介で交渉を行っていた。しかし、ギリシャとエジプトが今月6日に東地中海で両国間の排他的経済水域(EEZ)画定の合意に署名したことから交渉は頓挫。これを受けてトルコは先週、東地中海で海底資源探査を再開した。ギリシャとエジプトの合意は、これより先にトルコがリビア暫定政権とEEZ境界で合意したことへの報復だった。

  東地中海は近年、EU加盟国のキプロスのほか、イスラエルやエジプトにとっても、海底資源のホットスポットとなっている。トルコは現在、海底資源の権益確保を進めているが、EUは同国の一方的な行動が同海域での緊張を高める可能性があると警告している。

Gas Finds and Maritime Claims in the Mediterranean

A deal between Turkey and Libya has heightened tensions

Sources: Turkey’s Ministry of Foreign Affairs; Anadolu Agency; Federation of American Scientists; United States Geological Survey

原題:
Turkey Confronts EU With New Energy Survey Off Cyprus Coast (2)(抜粋)

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