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ソフトバンクG出資の中国AI企業、米ブラックリスト入りでも業績好調

  • 中国の地方自治体が新型コロナ対策のためセンスタイムの技術を採用
  • センスタイムの今年の売上高は80%増加する見通し-関係者

ソフトバンクグループが出資する中国の人工知能(AI)最大手、商湯科技(センスタイム・グループ)は、昨年にトランプ米政権のブラックリストに掲載された際、将来が疑問視されていた。

  だが今や、センスタイムの顔認証ソフトウエアの需要は高まり、業績は好調だ。特に中国の地方自治体が新型コロナウイルス対策のため同社の技術を採用しているからだ。

  香港に拠点を置くスタートアップ企業であるセンスタイムの売上高は2019年に147%増加し50億元(約760億円)となったほか、顧客基盤は約500増加し1200になったと、共同創業者の徐冰氏が述べた。今年の売上高は80%増の約90億元となる見通しであるほか、粗利益は倍増する可能性があると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

SenseTime, World's Most Valuable AI Startup, Takes China Tactics Abroad

センスタイムの歩行者・車両認識システムのデモ(北京、2018年)

写真家:Gilles Sabrie / Bloomberg

  徐氏は電話取材に対し、「ウイルスの感染拡大を軽減する方法に対するビジネス需要が増加している」と述べた。同氏とセンスタイムは電子メールで、売上高見通しについてコメントを控えた。

ソフトバンクG出資の中国AI企業、香港と本土でIPO検討-関係者 

原題:
Chinese AI Giant Blacklisted By Trump Mints Money From Virus(抜粋)

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