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マリのケイタ大統領が辞任、一部の軍兵士による身柄拘束後

更新日時
  • イスラム過激派に何年も悩まされてきたマリに新たな政治危機
  • 過去数週間、ケイタ大統領辞任を求める抗議デモが起きていた

西アフリカのマリのケイタ大統領(75)は19日、辞任する意向を明らかにした。同国では過去数週間にわたって反政府デモが起きており、ケイタ氏は18日、反乱を起こした一部の軍兵士によって身柄を拘束されていた。同大統領は議会の解散も表明した。

  ケイタ氏は国営テレビで放送された演説で「もし軍の一部がこれを終わらせるために介入せざるを得ないと感じたのなら、私は従うしかない」とし、「一滴の血も流したくない」と語った。

Mali President Keita Meets With Chancellor Merkel

マリのケイタ大統領

  同国では数週間前に大統領辞任を求める大規模な抗議デモが始まり、緊張が高まっていた。デモは当初、教師や医師の賃金引上げを大統領が拒否したことへの不満を訴えるものだったが、その後、政権内の汚職疑惑などに対する批判にも広がっていた。

  事情に詳しい複数の関係者によると、ケイタ大統領は18日、首都バマコ近郊にある軍の兵舎に連行されていた。関係者は公に話す権限がないとして匿名を条件に語った。シセ首相も身柄を拘束されたという。

原題:Mali President Resigns After Detention by Mutinous Soldiers(抜粋)

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