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2016年の民主党ハッキング、プーチン氏が命令-米上院委員会報告

ロシアのプーチン大統領

ロシアのプーチン大統領

Photographer: ALEXEI DRUZHININ/AFP
ロシアのプーチン大統領
Photographer: ALEXEI DRUZHININ/AFP

ロシアのプーチン大統領は2016年の米大統領選挙を前にヒラリー・クリントン候補を不利にする目的で、民主党のアカウントへの不正侵入とメールのリークを命じた。米上院情報委員会が3年がかりの調査を終えて出した最終結論だ。調査はなお、トランプ大統領がモスクワと共謀した証拠は見いだされなかったとしている。

  超党派の同委員会が18日に発表した報告は、「民主党に関連したアカウントに不正侵入し、クリントン氏と同氏の選挙陣営にダメージとなる情報をリークするよう、プーチン大統領はロシアとしての取り組みを命じた」としている。さらに、「モスクワの狙いはクリントン陣営を不利にし、クリントン政権が誕生した場合に汚点を残すほか、トランプ氏が共和党候補を確実にした後に同氏を助け、米国で民主主義のプロセスを損なうことだ」と結論付けた。

  調査ではトランプ氏側とロシア側、さらにはロシア政府とつながりのある人物の間で多数のやりとりがあったことも判明したほか、トランプ氏が情報リークを自分の政治的利益に利用しようとしたことが明らかになった。しかし委員会は「トランプ大統領とロシア側が共謀した証拠は見つからなかった」としている。その上で、ポール・マナフォート受刑囚が当時、選対本部長としてトランプ陣営にいたことは「防諜(ぼうちょう)における深刻な脅威」だとした。

原題:Putin Ordered 2016 Democratic Hack, GOP-Led Senate Panel Says(抜粋)

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