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シティ、資金返還求めブリゲードを提訴-レブロンの貸し手に誤送金

  • 誤送金は事務的な手違いによるものだとシティ
  • ブリゲードは不履行となった融資の返済と見なすべきだと主張

米銀シティグループは米化粧品会社レブロンと取引している金融会社に誤って送金した9億ドル(約950億円)超の一部返還を求めてブリゲード・キャピタル・マネジメントを提訴した。

  誤送金は事務的な手違いによるものだとするシティが回収した資金は半分未満にとどまっている。金融会社の一部はシティへの資金返還を拒否し、そのうちの3社はレブロンへの融資が債務不履行となっており、もともと同社が返済すべきだった資金だと主張している。事情に詳しい関係者が語った。シティは融資事務の代行をしていた。

  ニューヨーク市マンハッタンの連邦地裁に17日起こした訴訟で、シティはレブロンに代わって利払いを行うつもりが、間違ってその100倍余りの資金を送金したと説明。

  訴状によると、ブリゲードは融資元本1億7470万ドルについて利子150万ドルを受け取るはずだった。その代わりに1億7620万ドルを得て、「送金が間違ってなされた極めて明白な証拠」があるにもかかわらず、返金を拒んでいるという。

  ブリゲードの担当者はシティの提訴についてコメントを控えた。

  ブリゲードなどに資金が届いたのは11日。一方、レブロンに融資していたブリゲードやHPSインベストメント・パートナーズシンフォニー・アセット・マネジメントなどがレブロンの債務再編を巡り同社を提訴している。

  この融資債権は額面1ドルに対し30セントに届かない水準で取引され、一般的には全額返済される望みは薄い状況だ。

  レブロンの担当者は同社が融資の返済を一切していないことを明らかにした。シティは訴訟で、レブロンではなく同行の資金を送金したとし、融資の返済と見なすべきだとのブリゲードの主張を受け入れていない。

原題:Citigroup Sues Brigade Capital Over Mistaken Revlon Transfer (2)(抜粋)

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