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Photographer: Carla Gottgens/Bloomberg
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中国、豪州ワインに反ダンピング調査-関係悪化の中で新たな標的

更新日時
  • 調査は通常なら1年以内に終了-2リットル以下の容器入りが対象
  • 豪州がコロナ発生源の調査要求後、中国は一部食肉や大麦で動く
Vats are reflected on empty bottles in the winery yard at Rob Dolan & Co. winemaking facility in Warrandyte, outside of Melbourne, Victoria, Australia, on Monday, Jun 29, 2020. Australia’s government plans to offer A$86m ($60m) worth of grants to support parts of the forestry industry, wine grape producers and apple growers that suffered losses during the country’s wildfires and are battling the impact of the coronavirus.
Photographer: Carla Gottgens/Bloomberg

中国商務省は18日、オーストラリア産ワインに対する反ダンピング(不当廉売)調査を始めたと発表した。両国の関係が悪化する中で、豪州の輸出品を標的にする新たな措置となる。

  声明によると、調査は通常なら1年以内に終了するが、2022年2月18日まで延長される可能性もある。豪州から輸入する2リットル以下の容器入りワインが対象。

Growing Market

China is Australia's top wine market by value

Source: Australia's Department of Foreign Affairs and Trade

  豪州と中国は経済的な結びつきが強いが、この数カ月は関係がぎくしゃくしている。豪州が新型コロナウイルスの発生源に関する独立調査を中国に要求した後、中国は一部牛肉輸入を停止したほか、5月には反ダンピング調査の結果として豪州産大麦に関税を新たに課した。

  バーミンガム豪貿易・観光・投資相は電子メールで発表した声明で、「大きな失望と困惑を禁じ得ない出来事だ」と説明。「豪州は今回提示された主張を裏付ける根拠はないと強く反論するため、中国側のプロセスに全面的に関与していく」とコメントした。

  一方、中国外務省の趙立堅報道官は北京で18日開いた定例記者会見で、今回の調査は政治的な動機に基づいているのかなどとの質問に対し、「反ダンピングを巡る通常の事案にすぎない」と回答。「これを深読みしたり、通常の事案に関して不要な解釈をしたりしないようにしてほしい」と話した。

原題:China Probes Australian Wine Imports as Relations Fray (3)(抜粋)

(第4段落以降を追加し更新します)
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