コンテンツにスキップする

豪中銀「回復は予想より緩慢」ビクトリア州の感染深刻-議事要旨

更新日時
  • ビクトリア州の新型コロナ感染拡大が経済に重大な影響を与えている
  • 「市場の機能不全が再発する場合には豪国債などを買い入れる用意」

オーストラリア準備銀行(中央銀行)の8月の政策決定会合では、「景気下降は予想されたほど深刻でなく、豪州の大部分の地域で回復が進行中だが、ビクトリア州での新型コロナウイルス感染拡大が経済に重大な影響を与えており、回復ペースは予想より緩慢になる可能性が高い」との認識が示された。18日に公表された議事要旨で明らかになった。

  議事要旨によれば、政策委員会メンバーは「現状では豪州での政策パッケージを調整する必要がない」と再確認する一方、「状況の展開を引き続き評価し、正当な理由があれば現行パッケージを調整する可能性を排除しない」点でも一致。市場の機能不全が再発する場合には、豪州国債などを買い入れる用意」も確認された。

  豪中銀は4日の会合で、政策金利とイールドカーブ・コントロール(YCC)の目標をいずれも0.25%に据え置くことを決定。国債購入の再開も打ち出した。

Australia's government already surpassed record annual bond issuance

  国内総生産(GDP)の25%を占めるビクトリア州のロックダウン(都市封鎖)で、失業率が年内に10%に上昇すると豪中銀は予想。同州の経済活動の広範囲にわたる停止が国全体のGDP成長率を2ポイント押し下げ、景気は7-9月(第3四半期)に停滞するとみている。


原題:Australia’s Central Bank Sees Slower Recovery in Economy (1)(抜粋)

(中銀の経済見通しを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE