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Photographer: Toru Hanai/Bloomberg
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7月の貿易収支は4カ月ぶり黒字、116億円-輸出の減少幅縮小

更新日時
  • 輸出は19.2%減と20カ月連続マイナス、輸入は22.3%減
  • 資本財輸出は低迷、自動車輸出の回復続く-SMBC日興
A ship sits docked in front of Nihon Silo Co. grain silo at dusk in Chiba, Japan, on Saturday, Aug. 15, 2020. Japan’s economy shrank last quarter by the most in data going back to 1955 as shoppers stayed home and factory production lines were idled amid a virus-triggered state of emergency and lockdowns in the country’s major export markets.
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

輸出から輸入を差し引いた日本の7月の貿易収支は116億円の黒字と4カ月ぶりの黒字に転じた。市場予想は865億円の赤字だった。新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済への影響が続く中、輸出は前年同月比19.2%減少した。財務省が19日発表した。

キーポイント

  • 7月の貿易収支は116億円の黒字(ブルームバーグ調査の予想中央値は865億円の赤字)-前月は2693億円の赤字
    • 輸出は前年同月比19.2%減(予想は20.9%減)の5兆3689億円、20カ月連続の減少-前月26.2%減
      • 輸出数量指数は21.7%減
    • 輸入は22.3%減(予想は23%減)の5兆3572億円、15カ月連続の減少-前月14.4%減

輸出は20カ月連続マイナス

エコノミストの見方

SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミスト(13日付リポート):

  • 実質・季節調整値の輸出は前月比で2カ月連続増加する見込み。資本財関連の輸出低迷が続きやすいものの、欧米における販売持ち直しや国内メーカーの減産規模縮小を反映して自動車の輸出回復が続こう
  • 名目輸入は落ち込みが深まるものの、前年同月に上振れた反動の側面が強い。実質・季節調整値では、内需持ち直しを反映して、3カ月ぶりに前月比で増加する見込み

第一生命経済研究所の奥脇健史エコノミスト(14日付リポート)

  • 季節調整値でみると、各国で経済活動再開が進んだことを受け輸出の持ち直しが続く一方、原油価格の低迷などにより輸入は減少する見込み
  • 世界で新型コロナウイルス感染拡大は続いており、経済活動の一定の制限は今後も続くことから、 輸出入が感染拡大前の水準に戻るには時間を要するだろう
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