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米最大公的年金基金の中国系元運用トップを加州が調査-利益相反巡り

  • カルパースのCIOを務めていたメン氏の辞任が5日に公表された
  • メン氏の辞職を巡りカルパースは非公開の臨時役員会を17日に開催

カリフォルニア州公務員退職年金基金(カルパース)の最高投資責任者(CIO)を先に辞任した中国系米国人ベン・メン氏の行為について、カリフォルニア州公正政治的慣行委員会が調査を開始すると同氏の代理人に伝えた。

  同委はメン氏の弁護士に宛てた11日付の書簡で、同氏が辞職に至る間に個人投資の情報開示に関するルールに抵触した疑いを調査する方針を明らかにした。カルパースのCIOとして4000億ドル(約42兆円)相当のポートフォリオを管理運用していた同氏の辞任が5日に公表された。

  メン氏と代理人の弁護士に17日にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。

  メン氏の辞職を巡る状況を話し合うため、カルパースは非公開の臨時役員会を17日に開いた。マーシー・フロスト最高経営責任者(CEO)は、予期せぬメン氏の辞任や利益相反ルールに抵触した可能性をカルパースが承知していたかどうかについて、役員から問いただされている。

  メン氏がブラックストーン・グループの株式を個人口座に保有しながら同社が運営するプライベートエクイティー(PE、未公開株)ファンドへの投資を承認し、その後辞任が明らかになったとブルームバーグが今月伝えていた。

  カリフォルニア州公正政治的慣行委は「嫌疑の正当性や告発された人物の過失に関するいかなる判断も現時点で行っていない」と書簡で説明した。

原題:Ex-Calpers CIO Faces State Probe Over Investment Disclosure(抜粋)

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