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ソフトバンクG、国内ホテル・賃貸のオヨへ幹部2人を派遣

更新日時
  • 新会社の経営委員会にソフトバンクのガン氏、SVFからも
  • 3日の対話集会にはソフトバンク宮内社長が初めて出席

ソフトバンクグループの幹部2人が、日本でホテルや賃貸事業を展開する新会社オヨ・ジャパンの経営陣に加わる。事情に詳しい複数の関係者への取材で明らかになった。

  情報が非公開のため、匿名を条件に話した関係者によれば、オヨは3日に社員向けの対話集会を開き、6人で構成する経営委員会の詳細を公表。メンバーには国内通信子会社のソフトバンク専務執行役員のエリック・ガン氏、ビジョン・ファンド幹部のルシオ・デ・シアチオ氏が入る。

Masayoshi Son's Big Bet On Oyo Hotel Has Some Real Problems

オヨ・ジャパン

  ガン氏はイーアクセス(現ワイモバイル)社長などを経て2015年から現職、日本での合弁事業を推進してきた。シアチオ氏は米カーライル・グループから17年にビジョン・ファンドに加わった。

  オヨ・ジャパンの広報によると、両氏は統合前のホテル運営会社の役員を務め、新会社の経営委員会でも他のメンバーとともに役割を継続するという。

  ソフトバンクGの出資先であるオヨは7月末にホテル、マンション賃貸事業を統合し、社長に元アップルの山本竜馬氏、副社長に元フェイスブックの田野崎亮太氏が就いた。新型コロナウイルスの感染拡大で冷え込むホスピタリティ業界で、オヨはソフトバンクGとコスト削減を進める。

  関係者によると、ソフトバンクの宮内謙社長は対話集会に初めて出席し、創業間もないオヨが抱える困難に理解を示した上で、デジタルシフトが進む中、同社の成功を確信していると社員を激励した。ソフトバンクの広報担当者はブルームバーグの取材に対し、コメントを控えるとしている。

  新型コロナの影響で世界的に旅行や出張の需要が急減し、国内の加盟ホテルでも予約のキャンセルが相次いだ。日本政府観光局の発表では、6月の訪日外客数は前年同月比99.9%減の2600人にとどまり、9カ月連続で前年水準を下回った。

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ソフトバンクの宮内社長

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

(4段落にオヨ広報の説明を追記します)
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