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中国人民銀、1年物資金10.7兆円供給-流動性ストレス緩和

更新日時
  • MLFで金融システムに7000億元供給-金利2.95%に据え置き
  • 5500億元のMLFが8月に満期-予想より大規模な供給と中信証

中国人民銀行(中央銀行)は17日、中期貸出制度(MLF)を通じて1年物資金7000億元(約10兆7000億円)を金融システムに供給した。流動性を巡るストレスが高まる中で銀行を支援し、不安定な景気回復を軌道に乗せることを目指す。

  4000億元のMLFが17日に、今月26日にはさらに1500億元が満期を迎えることになっていたが、その合計を上回る資金供給となった。金利は2.95%で据え置き。

  中国の10年国債利回りは2.94%とほぼ変わらず。

  中信証券の債券調査責任者、明明氏は「MLFの資金供給は予想より大規模だった」と指摘。「人民銀の金融政策は全体的に中立だが、8月は緩和バイアスを伴っており、10年債利回りは2.8%程度まで下がると見込んでいる」とコメントした。

  人民銀は先週、市場の不安を抑えるため7日物リバースレポで週間ベースとしては5月以来の規模となる資金を金融システムに供給。株価が高騰する中で、7月は年初来で最大の資金吸収を実施していた。

原題:China Adds Cash Into Banking System to Ease Liquidity Stress (1)(抜粋)

(市場関係者のコメントなどを追加し更新します)
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