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中国当局、米連邦準備制度の刺激策が金融危機もたらすリスク警告

中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の郭樹清主席は16日、米連邦準備制度による前例のない刺激策が世界を金融危機に陥らせるリスクがあるとの認識を示した。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年の中国金融機関の不良債権が大幅に増える可能性があると警告した。

  郭主席は共産党系の雑誌「求是」への寄稿で、「米ドルに支配された国際金融システムで、米国による前例も制限もない量的緩和政策が実際にドルの信用力を損ない、世界の金融安定基盤を侵食している」と指摘。「世界は再び世界的金融危機の瀬戸際に追い込まれる可能性がある」と警鐘を鳴らした。

 さらに中国の金融セクターについて、「新型コロナのパンデミック(世界的大流行)というブラックスワン・イベントを受け、資産の質が悪化するのは避けられないだろう」と予想した。

原題:
China’s Banking Watchdog Warns Fed Easing Risks Financial Crisis(抜粋)

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