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日本株下落:米中摩擦懸念、GDP戦後最悪の落ち込みー精密機器安い

更新日時
  • 米小売売上高は回復鈍化、週末計画の米中協議は無期延期に
  • TikTokに米資産売却命じる、4-6月GDPは年率27.8%減

17日の東京株式相場は下落。米小売売上高の回復鈍化や米中協議の無期延期が懸念され、精密機器などの輸出関連や国内景気の悪化からサービスや陸運、情報・通信などの内需株が売られた。

  • TOPIXの終値は前営業日比13.56ポイント(0.8%)安の1609.82
  • 日経平均株価は192円61銭(0.8%)安の2万3096円75銭

<きょうのポイント>

  • 米小売売上高:7月は1.2%増-コロナ再拡大で回復鈍化
  • 米中協議は無期延期、第1段階貿易合意の履行点検関連-関係者
  • トランプ米大統領、TikTok運営バイトダンスに米資産売却命じる
  • 8月の米ミシガン大学消費者マインド指数は改善
  • 4-6月期実質国内総生産(GDP)年率27.8%減、戦後最悪の落ち込みー予想26.9%減

  東洋証券の大塚竜太ストラテジストは、「先週の株価上昇で半年ぶりの高値を付け利益確定売りが出やすい状況。もう一段上昇するには材料がない」と指摘。「経済活動をストップさせたので、政府が支えなければならず、財政・金融政策がしっかりしており株価の底割れは心配しなくていいだろう」と話した。

  戦後最悪となった4-6月実質GDP公表後に、日本株は下落で取引を開始、TOPIXは午前に前営業日の終値を上回る場面もあったが午後にかけて下げ幅を拡大。日経平均は一時220円安を付けた。岡三証券の山本信一シニアストラテジストは、前週の株価上昇による利益確定の売りに加えて、「米中閣僚級の貿易合意に関する協議延期は、履行状況の点検が行われないまま不透明な状況が続きネガティブ」と述べた。GDPについては「為替も日本株先物も動かなかった」と指摘した。

  • 東証33業種では精密機器、サービス業、陸運、医薬品、その他金融、食料品などが下落率上位
  • 海運、空運が上昇
TOPIXの推移
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