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米大統領選の郵便投票巡り共和、民主両党の対立激化-公社は遅配警告

  • トランプ氏は郵政公社を動けなくしようとしている-オバマ氏
  • 民主党が求めている郵政公社への予算計上、トランプ氏拒否

11月の米大統領選挙で郵便投票が増え、配達に遅れが生じる可能性があるとの警告を米郵政公社が大半の州に送付していたことが分かった。ペロシ下院議長ら民主党はトランプ大統領が指名した郵政長官を批判しており、郵便投票を巡り両党の対立が激化している。

  14日にはオバマ前大統領もトランプ大統領が投票をやめさせようと「郵政公社を動けなく」しようとしていると非難。全米の市長らは15日、郵便投票を含め安全な投票を「全国的な優先課題とすべきだ」と訴えた。

  トランプ大統領は不正を招くとして郵便投票を連日のように批判しているが、郵便投票が不正につながるとの証拠はない。大半の州は新型コロナウイルスの感染を防ぐため郵便投票を認めている。

  議会民主党は14日、トランプ大統領ら共和党側への大口献金者であるデジョイ郵政長官に対し同長官が先月命じた郵政公社の業務縮小についてさらに情報を提供するよう書簡で要請。「選挙関連の郵便物を優先するという長期にわたり続けてきた方針を転換させているようだ」と指摘した。 

  トランプ大統領は15日、ニュージャージー州ベッドミンスターで開いた記者会見で、デジョイ長官の行動を支持すると述べた上で、民主党が求めている郵政公社への予算計上をあらためて拒否した。

原題:Postal Service Warns Most States of Mail-In Ballot Delays (2)Trump Says He Backs U.S. Postmaster in Uproar Over Mail Cuts (1)(抜粋)

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