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債券上昇、米金利上昇一服や先物買い戻し圧力でーあすの30年入札重し

更新日時

債券相場は上昇。米国市場で長期金利の上昇に一服感が出たことに加えて、先物には前週に売られた反動で買い戻し圧力が掛かった。一方、あすの30年国債入札に対する警戒感は根強く、超長期ゾーンは上値が抑えられた。

  • 長期国債先物9月物の終値は前週末比12銭高の151円74銭。夜間取引堅調の流れを引き継いで高く始まり、終了にかけて一時151円78銭まで上昇。前週は1カ月半ぶりの水準まで下落
  • 新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低い0.04%
  • 新発30年債利回りは横ばいの0.615%

市場関係者の見方

バンク・オブ・アメリカの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 米長期金利は値動きだけ見ると上昇に一服感も出ており、0.6-0.7%程度のレンジで推移する中、いったん買い戻してもいい水準なのかもしれない
  • 先物は先週に売られた反動。割安化していたので買い戻されており、短期国債利回りの上昇も一服し、短めのゾーンがしっかり
  • ただ、あすの30年入札に対する警戒感から長いゾーンは重く、超長期債入札ラッシュの初回から積極的に買わなくてもと思う人が大半とみられ、利回り曲線はどちらかと言えばスティープ(傾斜)化の方向か
  • 4-6期国内総生産(GDP)の大幅悪化にサプライズはなく、それに対する相場の反応は限られた
長期国債先物9月物の推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.080%0.040%0.430%0.615%0.640%
前週末比 --0.5bp-0.5bp-0.5bp横ばい-0.5bp
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