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中国のデジタル人民元、北京や香港での試験開始も視野

  • 深圳や成都、蘇州、雄安新区で試験を始め、他の地域に拡大へ
  • 14日の商務省発表には実施に向けた日程は盛り込まれていない

中国がデジタル人民元の運用試験を広げる計画の概要を示した。北京や香港など一部の大都市圏での試験開始も目指している。

  14日の商務省発表には実施に向けた日程は盛り込まれていないが、北京市と天津市、河北省から成る「京津冀」、上海を含む長江デルタ地域、広東省深圳や香港、マカオを含む珠江デルタ地域の「粤港澳大湾区」のほか、中部と西部の都市でも条件を満たせば、試験が実施される可能性があるとしている。具体的な都市名は挙げていない。

  発表によれば、深圳と四川省成都、江蘇省蘇州、河北省雄安新区のほか、2022年の冬季五輪の競技会場で試験が行われ、それから他の地域に拡大される。

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原題:China Plans to Expand Digital Yuan Tests to Beijing, Hong Kong(抜粋)

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