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米消費者マインド指数、低水準にとどまる-悲観的見通し根強く

更新日時

8月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は低水準にとどまった。米経済が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)や失業の広がりで打撃を受ける中、先行きは厳しいと消費者は予想している。

キーポイント
  • ミシガン大消費者マインド指数(速報値)は72.8
    • 前月の確定値72.5から0.3ポイント上昇
    • 4月に記録したパンデミック開始後最低値の71.8に依然近い
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は72
  • 現況指数は82.5に低下
  • 期待指数は66.5に上昇
Gauge of U.S. consumer sentiment remains near April's pandemic low

インサイト

  • 向こう5年間の景気見通しに関する指数は2014年以来の水準に低下。パンデミックが今後しばらく雇用や所得を圧迫するとの消費者認識を示唆
  • 追加経済対策を巡る交渉の行き詰まりもマインドに影響し、経済政策に対する信頼感はトランプ大統領就任後で最低となった
  • ミシガン大消費者調査ディレクターのリチャード・カーティン氏:
    • 「政策面の行き詰まりは不透明性を増大させたほか、予防的資金の必要性を高めた。経済支援プログラム失効の影響を埋め合わせるほか、新学期を迎える中で新型コロナの根強さや感染拡大への懸念に対する防衛策として、資金を蓄える必要性が高まった」

詳細

  • 高所得層と低所得層の間でインフレ期待の差が目立った。所得に基づき3分割すると、最低所得層は物価が今後1年で3.5%上昇すると予想。最高所得層は2.5%の上昇を予想
  • 支持政党によるセンチメントの差も引き続き大きい。センチメントは無党派層と共和党支持者の間で上向いたが、民主党支持者ではほぼ変わらず
  • 調査は8月12日までの回答分を反映
  • 統計の詳細は表をご覧ください 

原題:U.S. Consumer Sentiment Remains Weak Amid Pessimism on Outlook(抜粋)

(統計の詳細を追加して更新します)
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