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ユーロ圏就業者数、第2四半期は過去最大の落ち込み-新型コロナ直撃

  • 就業者数は前期比2.8%減、債務危機後に創出された雇用の約半分失う
  • 今後数四半期で職を失う労働者はさらに増える可能性が高い

ユーロ圏の就業者数は4-6月(第2四半期)に過去最大の減少となった。新型コロナウイルスが経済に及ぼした深刻な打撃や、景気回復へのリスクがあらためて浮き彫りになった。

  欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の発表によると、第2四半期の就業者数は前期比2.8%減。この時期は新型コロナの感染拡大を封じ込めるために最も厳格な制限措置が各国で講じられていた。

  今回の統計内容は、ユーロ圏で債務危機以降に創出された1200万人の雇用のうち約半分が失われたことを意味しており、今後数四半期に職を失う労働者はさらに増える可能性が高い。

  ユーロ圏各国は大規模な一時帰休プログラムを提供し、記録的な経済成長の落ち込みが労働市場に波及するのを食い止めてきた。これが奏功し、米国などと比べ失業率の上昇は小幅にとどまっている。今後は増大する債務と大規模な雇用喪失による経済への影響との間でバランスを取りながら、こうした支援プログラムの縮小に取り組むことになる。

The euro area posted a record drop in employment in the second quarter

原題:Euro Area Sees Record Drop in Employment Amid Coronavirus Slump

  

  

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