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コロナワクチン発見でも米株は下落へ-ソシエテのクオンツ調査責任者

今年の底値から51%反発したS&P500種株価指数の上昇が続くと考えている強気派は失望に直面するだろうと、ソシエテ・ジェネラルが予想した。

  同行の北米株式クオンツ調査責任者、ソロモン・タデス氏は、ここまでの相場上昇は新型コロナウイルスワクチンの接種開始を巡り最も楽観的なシナリオを織り込んでおり、今後は下落の可能性があると指摘。過去の弱気相場のトレンドに従えば、年末までに約15%の下落余地があるとの見方を示した。

  同氏はインタビューで、「全ての楽観的シナリオを踏まえても、相場は天井に達した。マイナス面はプラス面よりもはるかに明らかだ」と述べた。

U.S. stocks need to break past all-time highs or risk forming double top

  S&P500種は今週一時、過去最高値を突破した。一部のストラテジストは新型コロナワクチンができれば再び高値更新を目指す可能性もあるとみる。一方、新たな市場の波乱をもたらすとの見方もある。

  タデス氏は、ワクチンの承認によって「直ちに誰もがオフィスに戻るという可能性は低い」とし、現実にワクチン接種が認められるプロセスは市場が考えているよりも複雑だろうと指摘。これらの要素などから、株式相場が今年さらに上昇するのは難しいと見込んだ。

原題:
SocGen Quant Says Stocks Face Slump Even If Vaccine Is Found(抜粋)

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