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超長期債中心に下落、30年債入札を警戒-利回り曲線はスティープ化

債券相場は超長期債を中心に下落。海外市場で米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ売りが優勢だった。来週の30年債入札に対する警戒感も重しになった。長期と超長期の新発債利回りは7月以来の高水準となり、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 新発20年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.43%、新発30年債利回りは2.5bp高い0.615%、新発40年債利回りは2bp高い0.635%
  • 新発10年債利回りは1.5bp高い0.045%
  • 新発5年債利回りも一時マイナス0.075%と3月以来の高水準をつけた
  • 長期国債先物9月物の終値は25銭安の151円62銭。米長期金利上昇を受けて安く始まった後、値をやや戻す場面もあったが、引けにかけて再び売り優勢となり、この日の安値近辺で引けた
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 米市場で長期金利が上昇したことに反応して先物中心に下落した
  • 投資家不在の中で押し目買いに勢いがなく、18日の30年債入札に対する警戒感もあり、超長期債が弱かった
  • 30年債入札は金利が上がっていることに加え、盆休み明けで市場参加者が戻ってくるため投資家の買いに期待

背景

  • 13日の米市場で米10年物国債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp)高い0.72%程度で終了
  • 日経平均株価の終値は39円75銭(0.2%)高の2万3289円36銭と小動きだった

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.125%-0.080%0.045%0.430%0.615%0.635%
前日比横ばい+0.5bp+1.5bp+1.5bp+2.5bp+2.0bp
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