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バイデン氏とハリス氏がそろって登壇、多様性の重要さ強調

  • 両者は新型コロナ対応に失敗したとしてトランプ大統領を攻撃
  • 2人による集会は新型コロナの制約で限定的となる可能性

11月の米大統領選で民主党候補指名を確実にしているバイデン前副大統領は12日、自身が副大統領候補に選んだカマラ・ハリス上院議員と共に演説した。両者がそろって姿を見せるのは、バイデン氏が副大統領候補を明らかにしてから初めて。

  バイデン氏の故郷デラウェア州ウィルミントンの高校で行われた集会で両者は、ホワイトハウスに安定したリーダーシップをもたらすと約束し、新型コロナウイルス対応に失敗したとしてトランプ大統領を攻撃した。

  バイデン氏は「11月の選択は長期にわたる米国の未来を決定づけることになる」と演説。ハリス氏については「難しい決断の仕方を知っている。この仕事のやり方は就任初日から分かっている」と称えた。

  黒人女性のハリス氏はインド出身の母を持ち、アジア系米国人としても主要政党で初の副大統領候補となる。バイデン氏はその歴史的意義に言及し、多様性の重要さを訴えた。

Joe Biden And Kamala Harris Hold First Event As Running Mates

バイデン氏夫妻(左)と距離を空けて壇上に立つハリス氏と夫ダグラス・エンホッフ氏

  ハリス氏もこうした点を強調。「初の黒人大統領に仕え、黒人女性を初めて副大統領候補に選んだバイデン氏は、平等と正義に向かう米国の歩みという現在進行中の物語の中に立っている」と述べた。

  両者の登壇は有権者にとって、正副大統領候補の相性をうかがう最初の機会となった。ただ、新型コロナの影響で今回の集会は過去に比べて規模が大幅に縮小された。聴衆はジャーナリストと陣営スタッフのみに限られ、マスクを着用したうえで社会的距離を保つ形で開催された。

  新型コロナによる各種制約で、今後の2人でのイベントは限定的となる可能性もある。

原題:Biden, Harris Make Socially Distanced Debut as Democratic Ticket(抜粋)

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