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オリコ社長、加盟店のEC参入を支援へ-独自サイト構築で低コストに

  • 83万の加盟店にEC進出促し、クレジットカード事業伸長につなげる
  • 決済端末の問題で利用機会が限定的だった非接触決済の普及にも期待

みずほフィナンシャルグループの持ち分法適用会社で信販大手のオリエントコーポレーション(オリコ)は、新型コロナウイルスの影響でネットショッピング需要が増大していることを受け、クレジットカード加盟店による独自の電子商取引(EC)サイトの開設支援に乗り出す。

  飯盛徹夫社長はインタビューで、新型コロナによりネット通販の利用が増えるなど買い物の方法が変わる中、「加盟店が今後どうするかしっかりと相談に乗る」と述べ、コンサルティングを行った上で、EC市場参入を支援する意向を示した。

Orient Corp. President Tetsuo Iimori

オリコ・飯盛徹夫社長

Photographer: Taiga Uranaka/Bloomberg

  具体的には、手数料のかかる大手ショッピングモールに加盟するのではなく、加盟店による独自のウェブサイト構築をサポートすることで、低コストで商品の売買ができる仕組み作りを検討している。83万の加盟店にECへの進出を促すことでクレジットカード事業の伸長につなげる。

22年3月期に3兆円へ

オリコのカードショッピング取扱高

出所:会社資料

注:20年3月期までは実績、22年3月期は計画

  オリコは2022年3月期までの中期経営計画で、コンサルティング営業の強化を基本戦略に掲げると共に、カードショッピングについては20年3月期に2.4兆円だった取扱高を3兆円に伸ばす計画だ。

  飯盛氏はまた、アフターコロナのキーワードを「EC」と「非接触」の二つとしており、今後、非接触決済のさらなる普及が見込まれると期待感を示した。同社のクレジットカードには非接触決済ができるICチップが搭載されているが、これまで決済端末が普及していなかったことから利用機会が限定的だったとしている。

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