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リフトの4-6月、61%減収で赤字拡大-アナリスト予想は上回る

更新日時
  • 利払いや税金、その他経費を除いた損益は2億8000万ドルの赤字
  • リフトの業績は米国とカナダの新型コロナ感染状況に左右される

リフトが12日発表した4-6月(第2四半期)決算は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売上高が急減し赤字も拡大、上場後としては最悪の四半期決算となった。

  4-6月期の売上高は前年同期比61%減の3億3900万ドル(約362億円)。アナリスト予想は3億3500万ドルだった。利払いや税金、その他経費を除いた損益は2億8000万ドルの赤字となり、前年同期比で赤字が37%拡大した。こちらもアナリスト予想よりは良かった。

  競合の米ウーバー・テクノロジーズが先週発表した4-6月決算も同様に全般的に悪い数字となったが、料理宅配事業は好調だった。一方、リフトは新型コロナによる配車サービスへの打撃を相殺できる料理宅配事業は持っていない。また、リフトの事業地域は米国とカナダに限定されており、同社の業績は両国による新型コロナ封じ込めの状況に大きく左右される。  

  4-6月期にリフトの配車サービスを1回以上利用した人の数は60%減の870万人。こちらはアナリスト予想の1049万人を下回った。

Lyft shares fluctuated in extended trading on Wednesday

  こうした課題のほか、カリフォルニア州地裁は10日、ウーバーとリフトに対し、同州で勤務するドライバーの地位を独立契約社員から社員に変更するよう求める仮差し止め命令を出した。両社は上訴する方針を明らかにしているが、ドライバーを福利厚生の対象となる社員にすれば同州での事業は立ち行かないのではとの懸念が投資家の間では再燃している。

  キーバンク・キャピタル・マーケッツのエド・イルマ氏は今回の裁判所の決定について、「非常に長く厳しいプロセスの始まりだ」と指摘。「カリフォルニア州で事業を停止する可能性が全くないとは思わない」と述べた。

原題:Lyft Is Left Paralyzed by the Pandemic With Sales Plummeting 61%

(4段落目以降に裁判の情報などを追加して更新します)
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