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米消費者物価指数:7月は伸びが加速、自動車や衣料が上昇

更新日時

7月の米消費者物価指数(CPI)は予想以上に伸びが加速した。自動車と衣料の価格上昇を反映した。全般的には、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を背景にした需要減で物価は抑制されている。

キーポイント

  • 総合CPIは前月比0.6%上昇
    • 市場予想は0.3%上昇
    • 前月は0.6%上昇
    • 前年同月比では1%上昇(6月は0.6%上昇)
  • 変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは、前月比0.6%上昇、ほぼ30年ぶりの大幅な伸び
    • 市場予想は0.2%上昇
    • 前月は0.2%上昇
    • 前年同月比では1.6%上昇(6月は1.2%上昇)と、4カ月ぶりの大幅な伸び

Price Pressure

U.S. core inflation jumped in July by the most since 1991

Source: U.S. Labor Department

  被服費は前月比1.1%上昇(前月は1.7%上昇)した。中古車価格は2.3%上昇と、2010年初め以来の高いを伸びを示した。新車価格は0.8%上昇。9年ぶりの大幅な上昇となった。

  自動車保険は9.3%上昇と、前月比としては過去最高の伸びを記録した。保険会社はそれまでの数カ月間、顧客の走行距離が短縮したとして割り戻しを実施していた。航空運賃は21年ぶりの大幅上昇。なお乗客数は落ち込んでおり、運賃は前年同月と比べると23.7%低い。

  食品価格は1.1%低下と、ほぼ1年ぶりに下げた。食品価格高騰に直面していた消費者の負担がいくらか和らいだ。

  ガソリン価格は5.6%上昇し、総合CPI上昇の約4分の1を占めた。前年同月比では20.3%低下した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Inflation Quickened in July on Costs of Vehicles, Apparel(抜粋)

(情報を加え、更新します)
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