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日本株は続伸、TOPIX2カ月ぶり1600回復ー経済正常化の期待

更新日時
  • コロナワクチン国内用最大2500万人分確保へ、国際枠組みで-報道
  • 米景気対策、交渉は行き詰まっているとマコネル氏、米国株は反落

12日の東京株式市場は続伸。TOPIX(東証株価指数)は約2カ月ぶりに1600台を回復した。政府が国内用のコロナワクチンを確保すると伝わり、経済が正常化することへの期待が強まった。鉄鋼や化学など素材株のほか、米長期金利の上昇を受けて銀行株も高かった。ただ、米国の景気対策協議への不安などで上値は重かった。

  • TOPIXの終値は前日比19.57ポイント(1.2%)高の1605.53
  • 日経平均株価は93円72銭(0.4%)高の2万2843円96銭

〈きょうのポイント〉

  • コロナワクチン国内用最大2500万人分確保へ、国際枠組みで-報道
  • ドル円相場は1ドル=106円70銭近辺で推移
  • 米景気対策、交渉は行き詰まっている-マコネル氏がFOXで発言
  • ソフトバンクG株、5カ月ぶりの6日続落-最高益決算も一時的要因

  きょうの相場について、東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリストは、「出遅れていたバリュー(割安)株に物色の買いが入っている」と指摘した。同氏は、米国経済の堅調やワクチン開発の前向きなニュースなどから経済正常化への期待が高まっていることが背景にある」と説明した。バリュー株の上昇が本格化すれば上抜ける可能性がある半面、市場参加者がお盆休みで少なく、値幅は小さいという。 

  一方、日経平均は午前の取引で一時マイナスになるなど、上値が限定的な動きだった。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、国内企業の決算をみても「通期の見通しはかなり厳しいものが目立っている印象」と話した。新型コロナの影響も改めて意識され、決算を手掛かりに日経平均が2万3000円を試すのは難しいとみていた。

  • 東証33業種では鉄鋼、石油・石炭、電気・ガス、ゴム製品が上昇率上位
  • 非鉄金属は下落
TOPIX日足
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