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きょうの国内市況(8月11日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅反発、米景気対策期待や原油市況高-素材や自動車高い

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  東京株式相場は反発。日経平均株価の上げ幅は400円を超えた。米国の追加景気対策に合意の可能性が出て、景気回復への期待から化学など素材や、自動車や機械など輸出を中心に多くの業種が買われた。原油市況高や円安推移も追い風となった。

  • TOPIXの終値は前営業日比39.22ポイント(2.5%)高の1585.96
  • 日経平均株価は420円30銭(1.9%)高の2万2750円24銭

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは、米国で追加対策を巡る協議が決裂して景気が失速する事態となる可能性は後退したと指摘。米国で新型コロナウイルス感染者数の伸びが鈍化する兆しもあり、投資家は「リスクを取りやすい状況だ」と話していた。

  • 東証33業種では不動産、鉄鋼、銀行、空運、輸送用機器、陸運、建設、非鉄金属が上昇率上位
  • 情報・通信、その他製品は下落

●債券は下落、米長期金利上昇受け売り優勢-利回り曲線はスティープ化

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  債券相場は下落。米長期金利の上昇を受け売りが優勢だった。12日の超長期債対象の流動性入札や18日の30年債入札を意識した超長期債売りが目立ち、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 新発20年債利回りは0.4%、新発30年債利回りは0.565%とそれぞれ前週末比2ベーシスポイント(bp)上昇、新発40年債利回りは2.5bp高い0.595%
  • 新発10年債利回りは2bp高い0.025%
  • 長期国債先物9月物の終値は29銭安の152円ちょうど。売り先行で始まった後、株高と歩調を合わせる格好で下げ幅を拡大。一時151円97銭まで下落した

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 海外金利の上昇を受けて国債利回りが上昇する中、盆休みで市場参加者が少なく、買い向かう投資家が不在
  • あすの流動性入札や18日の30年債入札に向けた調整売りで超長期債も弱い
  • 流動性入札は通常なら需要が強い40年債や20年債の既発債が対象になるので、超長期債の下げを止めるきっかけになるか注目

●ドル・円は106円台前半、株高でリスク選好の円売り優勢

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円台前半へ小幅上昇。米追加景気対策を巡る協議の行方や米中動向に引き続き注目が集まる中、株高を背景にリスク選好に伴う円売りが優勢となった。

  • ドル・円は午後3時34分現在、前日比0.2%高の106円15銭。105円92銭を日中安値に一時106円22銭まで強含み
  • クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)は上昇。オーストラリア・ドルは対円で0.4%高の1豪ドル=76円03銭

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • リスクオンの円売りが少し進んでいるような感じ。ただ、米中対立懸念もあり、そのあたりがドル・円の上値を抑えているのではないか
  • 米追加景気対策については、大統領令でとりあえずひと段落したが、まだ両党が協議中なので、決着のめどが見えるのかが今週の注目ポイント
  • 米中も今週末の貿易合意の点検協議で決裂とはならないとは思うが、火種は多く、対立がテーマになりやすい
  • 米国債入札を控えて、需給的に米金利は上がりやすい方向。金利上昇を受けてドル買いが強まる局面はあるかもしれないが、106円半ばがかなり重くなっており、そこを抜けるのは難しいだろう
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