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トランプ大統領、州に失業給付上乗せの一部負担を押し付け

  • 景気減速に伴う財政悪化に苦しむ各州にとってさらなる負担に
  • 各州は経済対策がまとまり多額の支援を受けられると期待していた
トランプ大統領

トランプ大統領

Photographer: Scott Olson/Getty Images North America
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Photographer: Scott Olson/Getty Images North America

米国で新型コロナウイルス対策の最前線に立つ各州は、連邦議会がまとめる経済対策に多額の州支援策が盛り込まれ、景気減速に伴い悪化した財政の助けになると期待していたが、トランプ政権・共和党と民主党の交渉は行き詰まった。さらに、トランプ氏が8日署名した大統領令によって州の負担は増した。

  大統領令で失業保険給付の上乗せ額は週400ドル(約4万2000円)と、従来の600ドルから減額されて延長されたが、400ドルのうち100ドルは各州が負担するとされた。

  ワシントンに本拠を置く進歩派シンクタンク、経済政策研究所(EPI)の調査ディレクター、ジョシュ・ビベンズ氏は新たな負担について、「これは全く非現実的だ」と指摘。「各州が必要なのは連邦政府からの支援増額であり、新たな支払い請求ではない。既に赤字だ」と説明した。

  現在、全米で1600万人余りが失業保険給付を受給しており、ニューヨークやカリフォルニア、テキサスなど10州余りの信託基金が既に底を突き、財務省から総額約200億ドルを借り入れている。

原題:
Trump Dumps Unemployment Bills on States Facing Calamity (2)(抜粋)

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