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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
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ウォール街今年のボーナス、債券トレーダー最大30%増か-他は失望も

  • 「ひどい状況の下で配れる資金は限られている」とジョンソン氏
  • ウォール街は最大10%の人員削減にも備えるべきだと指摘
A "Do Not Enter" street sign stands along Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, July 20, 2020. U.S. stocks fluctuated in light trading as investors are keeping an eye on Washington, where lawmakers will begin hammering out a rescue package to replace some of the expiring benefits earlier versions contained.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ウォール街の今年のボーナスは、債券トレーダーが最大30%増える可能性がある以外は暗い年になりそうだ。

  報酬コンサルタント、ジョンソン・アソシエイツが10日に公表した最新予測によれば、大部分の職種で少なくとも10%の減少が予想される。40%急減するとしていた3月時点の見通しからは上向いた。

  新型コロナウイルス感染拡大に伴う資金需要が招いた記録的な債券発行や、株価回復の恩恵を受けた職種は、明らかな例外だ。ジョンソン・アソシエイツによると、株式トレーダーおよび株式・債券の引き受け業務担当者は、ボーナスが15-20%増えることもあり得るという。

  同社の創業者であるアラン・ジョンソン社長はインタビューで、「ひどい状況の下で配れる資金は限られている」と発言。ボーナスが期待外れというだけでなく、ウォール街は最大10%の人員削減にも備えるべきだと指摘した。

  「つい2月時点まで必要だった人数がもはや必要ないことを彼らは理解しつつある。パンデミック(世界的大流行)の影響で、この状況が個人、社会的観点から非常に大きく悪化している。これを急いで行うことには、ためらいが存在する」とジョンソン氏は語った。

  人員削減が今年10-12月(第4四半期)と2021年初めに始まると同氏は予想している。

  職種別のボーナスの見通しは次の通り。

ビジネス2019年からの増減
資産運用-10% to -15%
ヘッジファンド-10% to -15%
プライベートエクイティー(PE、未公開株)、大型株-5% to -10%
富裕層-10% to -15%
セールス&トレーディング

Equities: +15% to +20%

Fixed Income: +25% to +30%

投資銀行

Advisory: -10% to -15%

Underwriting: +15% to +20%

リテール&コマーシャルバンキング-25% to -30%

原題:Bond Trading Seen as Bonus Bright Spot While Others Disappoint(抜粋)

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